Windows で動くアプリケーションを制作するには、フォームウィンドウ(フォーム)を表示して外観を設定したり、ボタンがクリックされたときの処理をプログラミングしたりと、アプリケーションの機能を作りこむための環境が必要です。
Visual Studio Community 2019 では、フォームのデザインやプログラミングなど様々な機能が一つのパッケージとして提供されており、このようなものを統合開発環境＝IDE(Integrated Development Environment)と呼ばれています。 また、アプリ制作に使用するプログラミング言語にはいくつもの種類がありますが、このサイトで紹介する Visual Basic .NET に加えて C# や C++ といった言語での開発もできるようになっているので、可能性は無限大です。
では、早速IDE である Visual Studio Community 2019 をインストールしましょう。
用意するもの
- Visual Studio Community 2019 ←学生、オープンソース、個人利用向けのためのアプリ開発環境
- Microsoftアカウント
Visual Studio Community は商用利用の範囲が限定されています。
大企業や規模の大きな団体では、完成したアプリそのものを販売または配布しない場合でも、企業内あるいは組織内で使用する業務用アプリの開発には使用不可とされので、その場合は Visual Studio Express 2017 をインストールしましょう。
Visual Studio Community 2019 のライセンス条項
https://visualstudio.microsoft.com/ja/license-terms/mlt031819/
Visual Studio Community 2019 のダウンロード
Visual Studio Community 2019 は以下の場所からダウンロードできます。 (2021年3月現在)
Visual Studio Community 2019 のインストール
ダウンロードされたインストーラーをダブルクリック。
しばし待ちます。。。
もう少し待ちます。。。
インストールする項目の選択画面が開きます。
「.NETデスクトップ開発」にチェックを入れて、「全部ダウンロードしてからインストールする」を選択してから「インストール」をクリックします。
「必要な領域の合計」も確認しておきましょう。
(以下の画面は、全ての項目にチェックを入れているサンプル画面です)
.NET 開発環境のダウンロードとインストールが開始します。
(ネット環境やPCのスペックにもよりますが、約30分程度かかります)
インストールが完了すると以下のような画面になり、サインインウィンドウが表示されますので、「サインイン」をクリックします。
サインインするには、Microsoftアカウントが必要です。
(Visual Studio インストーラーウィンドウは、この段階で閉じても構いません)
Microsofuアカウントを入力して「次へ」をクリックします。
Microsoftアカウントのパスワードを入力して「サインイン」をクリックします。
サインインが完了すると、Visual Studio Community 2019 の開始ウィンドウが表示されます。
インストールは以上で終了です。
次は、いよいよWindowsアプリケーションの制作に入っていきたいと思います。